
料理をする際に大活躍の「フライパン」、皆さんはどんなフライパンを使っていますか?

とにかく「安い」フライパンでガンガン料理している!

食材を焦がしたくないから「テフロン加工」のフライパンをつかってるよ

特に素材など意識せずに使ってます!
どんな素材がいいのかよく分からずにフライパンを使っている、特にこだわりなく何でもいいという皆さんに今回、「鉄フライパン」をご紹介いたします。
今回の記事を読んでいただくと、長所・短所を知ったうえで鉄フライパンを使ってみようかな?と思っていただけることとなること間違いなしです。
鉄フライパンの特徴・メリット

まずは、鉄フライパンの特徴・メリットについてです。
高温での調理に向いている
- 高温での調理に向いているので熱々の調理が可能
- テフロン加工のフライパンの場合、フライパンを高温にしてしまうと加工が剥がれてしまいます。鉄フライパンの場合は加工がされていないので、高温で調理が可能です。
熱伝導が良く比較的短時間でフライパンを温めることが可能
- 短時間でフライパンを温めて、すぐに調理が可能
- 鉄フライパンは短時間で温めることが可能です。そのため、調理時間の時短につながります。
蓄熱性が高く冷めにくい
- 高温を維持して調理可能
- 鉄フライパンは蓄熱性が高いので、一度温めると冷めにくい特徴があります。高温で調理できる鉄フライパンは、野菜をシャキッと炒めたり、お肉の表面をカリっと焼きあげることが可能です。
調理の際に「鉄分」も摂れる
- 知らず識らずのうちに「鉄分摂取」ができる
- 鉄フライパンで調理すると、調理中に「鉄成分」が食材に混ざります。貧血の方や鉄分不足の方にはおすすめです。
鉄フライパンのデメリット

一方で、鉄フライパンには「デメリット」もあります。
重量があり重い
- 軽量フライパンに慣れていると、最初はすごく重く感じます
- 鉄フライパンはとても重たいです。下の写真のタークフライパンだと、26㎝で約1,700g(1.7㎏)あります。ただ最近では軽量の鉄フライパンも出ています。

錆びやすいので水分に注意
- 保管する際は、しっかり乾燥させることが大切
- 鉄の大敵は「水分」です。鉄フライパンに水分が付いた状態で放置しておくと、錆が発生します。保管する際は必ず水分を拭き取ることが大切です。
「煮る・茹でる・蒸す」調理には向かない
水分を多く使うこれらの調理方法は、鉄フライパンになじんだ油が落ちてしまったり、鉄の腐食につながってしまうため、「煮る・茹でる・蒸す」調理は避けたほうがよいでしょう。
お手入れが面倒
先ほどの「水分は大敵」とお伝えしました。後述しますが「洗剤は使わない・水分を完全に乾かす」などお手入れが鉄フライパンは面倒です。料理の焦げ付きや鉄の錆び・腐食につながってしまうため、お手入れは大切です。また、使い初めの際には保護被膜(クリヤー塗装されたもの)を焼き切る作業を行い、油慣らし作業が必要です。この焼き切る作業については別記事でご紹介いたします。
チェックポイント
保護被膜を焼き切る作業について、「シリコン塗装」とあるものはそのまま使い始めて大丈夫です。
鉄フライパンを使ったおすすめ料理

ここでは鉄フライパンを使ったおすすめの料理をご紹介します。代表的なものは以下になります。
- 目玉焼き
- 野菜炒め
- ハンバーグ
- 炒飯
それぞれの詳しい調理方法は、別記事で順次ご紹介します。
目玉焼き

まずは「目玉焼き」が筆頭にあがります。調理方法はシンプルです。
①油をひいて鉄フライパン熱します。
②少し煙が出てきたら弱火にし、卵を鉄フライパンに割り入れます。
③そのまま弱火で焼いていきます(固い黄身が好きな方は蓋をしてください)。
④目玉焼きの裏面を確認し、茶色い焦げ目ができれば皿へ取り出す。
⑤塩コショウや醤油・ソースなどお好みのものを振りかけて完成です。
短時間で一品調理ができるので、目玉焼きはおすすめです。裏面の茶色い焦げ目の付け方は好みで付けていただけたら結構です。
注意点
卵を鉄フライパンに割り入れるときは、可能な限り鉄フライパンに近づけて静かに割り入れるようにしてください。鉄フライパンから離れて(上の方から)割り入れると、形が崩れてしまう可能性があります。
野菜炒め
野菜炒めも鉄フライパンでの調理に向いています。高温で野菜を調理して、シャキシャキとした野菜炒めを楽しんでください。
①油を大さじ1程度ひいて、強火で鉄フライパン熱します。
②鉄フライパンが温まれば豚肉を入れ強火のまま炒めます。
③豚肉に焼き目が付けば、キャベツや人参などその他の野菜を入れて強火のまま炒めます。
④野菜に火がとおれば鶏がらスープの素、塩コショウを入れて味付けします。
⑤ひととおり味付けができれば皿によそって完成です。
強火かつ短時間で調理しましょう。カット野菜を使用すればさらに時短が可能です。
注意点
長時間炒めると、野菜から水分が出てきてしまいベチャベチャした仕上がりになってしまいます。豚肉に焼き目を付けて野菜を入れたあと、短時間で調理することが大切です(短時間でも多少の水分は出ます)。
ハンバーグ

ハンバーグも熱々の鉄フライパンで調理すれば、しっかりした焼き加減とジューシーなハンバーグが調理可能です。
①油を大さじ1程度ひいて、強火で鉄フライパン熱します。
②鉄フライパンが温まれば弱火にし、ハンバーグのタネを静かに入れ、蓋をせず1分半焼きます。この時、焼き目があまりついてない部分があるかもしれませんが、大丈夫です。後ほど再度焼きます。
③その後、裏返して弱火のまま蓋をして4~5分焼きます。
④さらに裏返して、蓋をして弱火で3分程焼きます(②で焼いていた面を再度焼くかたちです)。
⑤爪楊枝を刺して肉汁が透明になっているか確認、もしくはハンバーグを割って中の焼き色を確認し、火がとおっていれば皿に盛りつけてソースをかけて完成です。
弱火でじっくり焼くことで、ハンバーグの中にしっかりと火をとおして生焼けを防いでいます。
チェックポイント
初めに1分半と短時間で焼いていますが、長時間焼きすぎると焦げて固くなってしまいます。柔らかいハンバーグを食べるには1分半程度がベストです。再度焼くので、焼き目があまりついていなくても心配しなくて大丈夫です。「生焼けを防ぐ」ことがまず第一です。
炒飯
最後にご紹介するのが「炒飯」です。熱々の鉄フライパンで、チャチャっと短時間で手早く調理することでパラパラの炒飯ができあがります。煙が出て大丈夫かな、と思うところですが気にせず高温で作っていきましょう。
①油を大さじ2~3と多めにひいて、強火で鉄フライパン熱します(油で鉄フライパン全体をコーティングする感じです)。煙が出てきますが、焦らなくて大丈夫です。
②鉄フライパンから煙がでてきたら、まず卵を入れます。この時、溶かずに目玉焼きを作るかのごとく鉄フライパンに卵をいれるのがコツです。
③すぐに目玉焼きのようになるので、その上から熱々のご飯を入れます(熱々のご飯の方がフライパンの温度が下がりにくくなるためです)。ご飯はレンジでチンすればOKです。
④ご飯の上から「お玉で押しつぶしながら、卵とご飯を手早く混ぜて」いきます。卵とご飯を混ぜる際、鉄フライパンも振ってあげるとよいです。慣れないうちは難しいですが練習あるのみです。
⑤ネギやチャーシューなど入れ、塩コショウや鶏がらスープの素で味付けし、さらにしっかりと混ぜ合わせます。
⑥お好みで少しの醤油(香りづけする程度の少量)を端っこの方から入れて混ぜます(醤油はご飯に直接かけません)。
⑦お玉ですくって皿に盛りつけて完成です。お好みで紅ショウガも添えてください。
炒飯はとにかく「高温で短時間」で調理しましょう。
チェックポイント
短時間で調理するには「段取り」が大切です。ネギとチャーシューは同じ皿に入れておく、調味料はコンロのすぐ横に置いておいて、すぐに味付けできるように準備しておく、などテンポよく調理できるようにしておくことで時間短縮につながりますよ。
お手入れ方法

ここでは鉄フライパンのお手入れ方法をご紹介します。少し手間ですが、きちんと手入れし保管することで長く使うことができます。面倒くさがらず、下記の順番で実践してみてください。
- 「洗剤」は使わずにぬるま湯で表面の汚れを落とす
- タワシを使い、こびりついている汚れをしっかり落とす
- ぬるま湯で流し、水滴を拭き取る
- 最後にコンロの火にかけて、細かい水滴・水気を蒸発させる
- キッチンペーパーに油を少し染み込ませ、鉄フライパン全体に薄く塗って保管する
洗剤を使わずに洗う理由は、フライパンにコーティングされている油を洗い流さないためです。油がコーティングされていることで食材が焦げにくくなります。
またテフロン加工のフライパンとは違い、鉄フライパンはタワシなどでゴシゴシと強い力で洗うことができるため、汚れもしっかり落とせます。
コンロに火をかけるのは、念のためです。しっかりと水気を拭きとれている場合は必要ありません。
まとめ

今回は、鉄フライパンの特徴・メリットとデメリットや調理例、お手入れ方法をご紹介しました。以下、まとめました。
- 鉄フライパンの特徴・メリット
- ・高温での調理に向いている
・熱伝導が良く比較的短時間でフライパンを温めることが可能
・蓄熱性が高く冷めにくい
・調理の際に「鉄分」も摂れる
- 鉄フライパンのデメリット
- ・重量があり重い
・錆びやすいので水分に注意
・「煮る・茹でる・蒸す」調理には向かない
・お手入れが面倒
- 鉄フライパンを使ったおすすめ料理
- ・目玉焼き
・野菜炒め
・ハンバーグ
・炒飯
- お手入れ方法
- ・初めて使う際、保護被膜の焼き切る作業が必要(シリコン塗装の場合は不要)
・洗剤は使用せず、タワシでしっかり洗う
・しっかりと水気は拭き取り、必要に応じてコンロの火にかけて水分と飛ばす(錆び・腐食防止)
メリット・デメリットを把握したうえで是非、鉄フライパンを使って調理してみてください。料理するのがもっと楽しくなりますよ。